徒然サブカル随筆

気の向くままにサブカルについて綴ります

更新再開?のご報告

お久しぶりです。サブカルおじさんです。
すっかり放置してしまっていたこのブログも定期的に見てくれている人がいるみたいで嬉しい限りです。

さて、早速ですが。ブログをまた少し書き始めようかなと思いまして。
というのも、なんかこのブログ、先ほども言いましたが地味〜にずっとアクセスされていましてね?

アクセス解析なるものがこのブログにはありまして。
どれ、どの記事が見られてるんかいなと調べてみた訳なんですわ。

そしたら圧倒的にハヌマーンの歌詞解説記事だったんですよね。
かれこれ10年以上追い続けてる身からしたら嬉しい限りです。
まぁ大体原因はわかってるんだけどね。。。「テレキャスターに気をつけろ」って。みんな検索するよねそりゃ。

と、いうわけで、当時20代前半だったこの私も今ではすっかりアラサー既婚おじさんとなってしまった訳で。
少しまとまった時間を取ることもできるようになった訳なんですね。

なんでまた、今度は特化で。まずはハヌマーンの歌詞解説を僕の独断と偏見でやっていこうかなと思いました。
また見ていただける物好きな方がいらっしゃいましたら、是非ともご覧くださいませ。

ってちゃんと記事にして書いたほうが、記事書かなきゃというプレッシャーを与えられるのでね。自分への戒めも込めて。

それでわ、しーゆーれーらぁー。

ナンバーガールは実在しました。

※公開するのをすっかり忘れていた過去のライブレポです
よろしければご覧ください


既に2か月ほど前の話になってしまっているが、去る1月19日。
私が愛してやまない NUMBER GIRL の札幌公演に参加してきた。

昨年の夏に涙を飲んだライジングサンからはや半年。待ちに待った。本当に待ったのだ。

私はいわゆる「後追い世代」である。現役世代の彼らは、映像でしか見たことがない。
もう生で見ることはないと思っていた彼らの過去の映像を食い入るように眺めていた。

本当の意味での「ジャパニーズロック」であると私が信じて疑わない彼らのサウンドは、その後の私の音楽人生に多大な影響を与えた。(ナンバガフォロワーばかり追いかけて聞いていたのはいい思い出である)

ハイスタしかり、エルレしかり。最近過去の名バンドの再結成が増えてきている。
それ自体は大いに歓迎すべきものであるのだが、やはり見る前には一抹の不安がよぎる。

現役の彼らのライブを見たことがない私は、過去のライブ映像ばかり見てきた。
ひさ子が叫ぶようなギターをかき鳴らし、ナカケンがひたすらなダウンピッキングでグルーヴを作り、アヒトイナザワがこれでもかとドラムをたたき散らす。そこをまとめあげるカリスマ向井秀徳

2002年に解散して、ほぼ20年弱の年月が流れた。彼らもキャリアを重ねているとはいえ、かつてのような演奏をできるのだろうか。
端的に言えば「いざ本物を見たときに、今までを美化しすぎてがっかりしないか」という懸念があったのだ。

再結成するバンドには必ず関わってくる懸念である。もちろん現役でライブを見てきた人たちであれば、かつてのライブのような感動を得れるかどうかという問題もあるだろう。
「映像で見たような感動を、生でも得られるのだろうか…」
ライブ会場に向かう私はそのことばかりが頭にあった。

番号は49番。稀に見る良番。ほぼほぼ最前で見ることができる。
一杯引っ掛けてから向かおうかとも思ったが、アルコールはライブが終わってからにしようと我慢し、入場と同時に最前列に陣取った。

18:00。開演だ。
メンバーが続々出てくる。ナカケンとアヒトは初めて見る。緊張で空気が重たく感じる。
こんなにライブ会場の空気は張りつめていただろうか…
そんな中での一曲目。「鉄風鋭くなって」


私の懸念は杞憂に終わった。
映像で見た4人が、そこにいた。
4人のグルーヴが、変わらずそこにあった。

なぜだかわからないが、涙が溢れてきた。
俺の画面越しの青春がそこにはあったのだ。

最高のライブだった。終わった後はラーメンをかっ喰らい、しばらくやめていた紙タバコを吸いながら岐路についた。
後は、ジントニックでも飲んでたら完璧だったんだけど、それはまた今度にしておこう。

ナンバーガールは知らないままで

楽しみにしていた。本当に楽しみにしていたのだ。
生まれて初めて見ることができるナンバーガールに。
十数年間待ち望んだ、いや、正確には見れると思ってすらいなかった。そんな奇跡が目の前にあったのに。

運営も、アーティスト側も。誰も悪くない。ただ運が悪かっただけだ。だからこそ、このやるせなさをどこにぶつければ良いかわからなくなってしまっている。


鉄風が鋭くなりすぎた台風がバリヤバイ勢力まで成長し、同情の果ての冷笑節。通り魔!!!辻斬り!!!!
極極に集中力を高めていた私は、見れるはずだったナンバーガールの輪郭を一寸思い出したりしてみている

このまま眠らずに朝が来て、ふらつきながらRSR2日目に向かう。
frustration in my bloodしている俺のこのKIMOCHIは、しかしいつしかそれは妄想に変わっていく


ぐあー!!!!!!見たかった!!!!見たかったんだ俺は!!!!


絶対にまたライジングにリベンジをお願いします!
もしくはもううんざりするくらいライブして!
札幌で!全国で!じゃないとこのモヤモヤのやり場がない!!!!!!!

お願いしますよ向井さん!!!!!

僕たちはNUMBER GIRLを知らない その1

遅ればせながら、NUMBER GIRL 活動再開本当に、本当にありがとうございます。
私の人生の中で3本の指に入るバンド。これぞジャパニーズ・ロックであると確信できたサウンド
生で見られることに大変興奮しております(すでにライジングの会場は抑えた。ヘブンズ最前線で見るぞ俺は)

さて、NUMBER GIRL。いわずと知れた伝説的バンドではあるが、サブカルこじらせていない人にとっては「誰それ?」という認識しかないだろう。30代前後ぐらいの人までで、よほどロックが好きでもない限り、このバンドを知っている人はそう多くはない。

でも、本当にかっこいいのだ。最高にROCKなのだ。後続のフォロワーがごまんといるのも頷けるのだ。
なので今回は、私のわかる範囲で、NUMBER GIRLがどんなバンドだったのか、どんな影響を残してきたのかをまとめていきたいと思う。
私も後追いで入ったクチなので、実際にライブに行ってた人たちに比べたら全く知識なんてないかもしれないが、好きだということは変わらないのでご容赦願いたい。


さて、NUMBER GIRL。活動期間は1995年から2002年までの7年間(メジャーデビューは1999年)で、その後の邦楽ロックに大きな影響を与えたバンドである。

Vo.Gt 向井秀徳
Gt 田淵ひさ子
Ba 中尾憲太郎
Dr アヒトイナザワ

の4名。特にフロントマンの向井秀徳存の在感たるや。まずは黙ってアー写をご覧いただこう

f:id:subcal_ozisan:20190403215757j:plain
2019年撮影時のアー写


あれ?ダサくね?と思った諸君。ちょっと待ってほしい。
彼らの現役時代のアー写もご覧いただこう

f:id:subcal_ozisan:20190403220310j:plain
現役時代のアー写




はい。お察しの通りこのバンド、ビジュアル面では全く魅力がありません。
当時、ボーカルの向井秀徳の恰好はまさに「のび太」もしくは「アキバのオタク」にしか見えない。
しかも彼らがメジャーデビューした1999年は L'Arc〜en〜Ciel・GLAYの全盛期。
そのほかにもTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTBLANKEY JET CITY等、ビジュアル面で魅力のあるバンドか、いわゆる「ロックンロール」のイメージ通りの革ジャンやスーツでキメるバンドが大半だった。


お世辞にもビジュアルはよくないし、歌だって全くうまくない。というかむしろ何を言っているかわからない。
だけど、ひたすらに「圧」は感じる。とてつもない初期衝動を感じるのだ。
今風に言うなら「エモい」とでもいうのだろうか。
まぁどんな感じなのか、とりあえず一曲聞いてみてほしい。



youtu.be


いかにもイケてなさそうな男が、鬼のような形相で叫びながら歌っている。なのに曲はとても爽やか。
それまでのロックンロールのようなギターの歪みもなく、ただひたすらに、ジャキジャキしたシングルコイルの音で畳みかける。
「ダサいんだけど、でもかっこいいんだよ!!!!」
と声を大にして言いたくなる。このバンドを見てから私はロックンロールは「衝動」の音楽だと思っている。顔や歌のうまさなんてどうだっていいんだ。「圧」を。「衝動」を。どれだけ伝えられるかがロックンロールか否かだ。

もっと単純に言うと「俺だってロックンロールをやったっていいんだ」と思わせてくれたのだ。
陰キャでも、根暗でも、それでも何か叫べばロックンロールができるということをまざまざと見せつけてくれたのがこのバンドだ。





「福岡市。博多区から参りましたNUMBER GIRLです」


www.youtube.com


向井のこの一言から始まる「OMOIDE IN MY HEAD」は彼らの代表曲。アヒトイナザワのこれでもかといわんばかりの手数のドラム。中尾憲太郎のルードかつ直線的なベース。田淵久子の唸りにも、叫びにも似たギター。そしてそれをまとめ上げる向井秀徳の圧倒的センス。どれをとっても最高だ。そして、聞いた後に俺は眼鏡をかけなおし、ふらつきながらジントニックを飲むのだ。


ぜひ、ライブで見てほしい。CDではこのバンドの魅力をすべて表しきれていないのが事実だ。

それまで「不良」や「イケてる」人たちがスポットライトを浴びていたロックンロールの流れに新たな一石を投じたのがこのバンドだ。
そして、今多くのバンドがテレキャスターを使っているのも、このバンドの影響が大きいと個人的に思っている。

今回はここまで。
次回はNUMBER GIRLサウンドの個性。なぜ「ジャパニーズロック」と私が思っているのかも含め、もう少し論理的に書いていこうと思う。
今回は再結成がうれしすぎて感情の赴くままに書いてしまった。

とりあえず、「ダサいやつらが叫ぶ」ことが「ROCK」に結びついたという偉大な功績を成し遂げたバンドだということを今回は理解していただけたら嬉しい。

マジで知らない人たちはライブをみてくれ!youtubeでいいから!ほんとカッコいいから!

不幸は創作の種

半年くらい更新をさぼってしまった。
リアルが充実すると創作活動がおざなりになる説は割と的を得ていると思う。
仕事面でもプライベート面でも、大きな変化があったための更新頻度の激減でした。まずはお詫び申し上げます(自分の趣味で書いてるから更新頻度もクソもないのだが)

今後は月一ペースに戻せるといいな。新しくTwitterのアカウントも作ったので積極的に記事の宣伝とかやってみようかとも模索中だ。よろしければフォローをば願います。

twitter.com


無事齢を一つ積み重ねたところで、今回のテーマ。「幸せな人は創作活動ができるのか問題」だ。

絵にしろ、小説にしろ、音楽にしろ、何かしら「創作活動を行う人間は必ずその人間の根本にある、「ある意識」が元になっている。

「認められて、有名になりたい」という、人間が人間たるゆえんの感情。「承認欲求」だ。


自分だけで趣味で細々とやる人も中にはいるだろうが、多くの人は自分の作品を他社から評価してもらいたいという欲求を持っている。
ネットに自分の作品を掲載しているということは、つまりはそういうことである。もちろん私も例外ではない。

その承認欲求は、自分に満足してしまうと途端にその欲求を失ってしまう。
そんなことをしなくても十分自分は認められている、と感じることができれば、作品など発表する理由がなくなるからだ。

仕事で、恋愛で、自分が今幸せだと感じているならば、わざわざ哲学書なんて読まないし、失恋ソングなんて聞く必要ないのだ。

その感情が、創作活動を阻害してしまう。作品を作るモチベーションがなくなる。俗っぽい私みたいな人間ならばなおさらだ。
だが、生まれてからずっと幸福な人間なんているだろうか?必ずつらいとき、苦しいときが人生の中であったはずだ。

その時感じた孤独や怒り、羨望や嘲笑の感情を、私は常に持ち続けて生きていたいと思っている。
自分に今彼女がいようが、まともにモテた試しなどないのだから、イケてる男に向ける殺意を正当な感情であると思い続けていきたいのだ。

南海キャンディーズの山里が結婚記者会見でも言っていた
「結婚したからといっても、今後もモテてる奴はむかつくと思いますし、毒も吐くと思います」
この気持ちを忘れずに持っていたい。

今までの自分が感じた気持ちを風化させずに、同じ境遇のどこかの誰かに伝わるようなものを作りたいと思う。

更新頻度は少なくなるかもしれない。いつか書かなくなるかもしれない。
でも、それでも過去の痛みを忘れて生きるようなダサい生き方はしたくない。

と、いうことでこれからもこのブログでは私の捻くれあがった感情をあたりにまき散らすような文章を書いていきます。
新しいバンドの紹介とかも、まだまだしたいしね。

コメントや私のツイッターに、今後のブログのお題など書いてくれると、たぶん更新頻度爆上がりするので、こういうの聞きたいというもの好きな方がいればぜひ教えていただきたい。

とりあえず次回は、復活前にNUMBER GIRLを総ざらいする記事を書きます。
私の青春の音楽を全部ぶつけてやる。覚悟しとけ。

骨ポキ演説

諸君 私は骨ポキが好きだ
諸君 私は骨ポキが好きだ
諸君 私は骨ポキが大好きだ

指ポキが好きだ
足ポキが好きだ
膝ポキが好きだ
肘ポキが好きだ
手首ポキが好きだ
足首ポキが好きだ
腰ポキが好きだ
首ポキが好きだ
股関節ポキが好きだ

自室で 職場で
街中で 移動中で
ジムで 学校で
旅先で 飲食店で
接待で レジャーで

この人体で行われる ありとあらゆる骨鳴らしが大好きだ


大きく捻った腰骨の一斉ポキが 轟音と共に倦怠感を吹き飛ばすのが好きだ
真っ直ぐに伸ばした肘関節が 捻りを加えてボキボキなった時など心がおどる

仕事帰りに履いてるリーガルの27cmで足首をポキするのが好きだ
悲鳴を上げて 軋み行く関節から飛び出してきた気泡を
革靴で力任せに鳴らした時など胸がすくような気持ちだった

つま先をそろえた両足指の関節が 職場の沈黙を蹂躙するのが好きだ
中毒状態の後輩が 既に鳴らし終えた関節を 何度も何度もポキろうとしている様など感動すら覚える

現実主義の常識人達に股関節の鳴らし方を仕込ませる様などはもうたまらない
ビビってる一般人達が 私の降り下ろした手首とともに
金切り声を上げる関節の快楽物質で ばたばたと虜になっていくのも最高だ

哀れ な抵抗者達が それらしい知識で健気にも立ち上がってきたのを
iPhone8の高音質録音で 手の関節全てを木端微塵に鳴らした音を聞かせた時など絶頂すら覚える

首腰のヘルニアに滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった神経が蹂躙され 女子供の動きにすらついていけなくなる様は とてもとても悲しいものだ

正論の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
1tの衝撃があるぞと蔑まれ 害虫を見るような目で見られるのは屈辱の極みだ


諸君 私は骨ポキを 地獄の様な骨ポキを望んでいる
諸君 私に付き従う骨ポキ戦友諸君
君達は一体 何を望んでいる?

更なる骨ポキを望むか?
情け容赦のない 糞の様な骨ポキを望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし 人体全ての関節を殺す 嵐の様な骨ポキを望むか?


 「 骨ポキ!! 骨ポキ!! 骨ポキ!! 」


よろしい  ならば骨ポキだ

我々は満身の力をこめて今まさに蹴り上げんとする膝関節だ
だがこの周りの白い目に何年もの間 堪え続けてきた我々に ただの骨ポキでは もはや足りない!!

大骨ポキを!! 一心不乱の大骨ポキを!!

我らはわずかなマイノリティ 千人もいない変態にすぎない
だが諸君は 一ポキ当千 の古強者だと私は信仰している
ならば我らは 諸君と私で総兵力100万と1ポキの狂人集団となる

骨ポキを忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう
首をつかんで無理矢理鳴らし 眼を開けさせ思い出させよう
連中にヘルニアの味を思い出させてやる
連中に我々の骨ポキの音を思い出させてやる

天と地のはざまには 身体に悪いという一般論では思いもよらない事があることを思い出させてやる

一千人の骨ポキの狂信者で
関節を鳴らし尽くしてやる

「最後の大隊 大隊指揮官より全骨ポキ艦隊へ」

第二次 ポキポキ作戦 状況を開始せよ

鳴らすぞ 諸君






何書いてるんだろう俺。
とりあえず骨ポキとヘルシングが大好きです