徒然サブカル随筆

気の向くままにサブカルについて綴ります

思い出補正もあるけれど

濃い内容のブログをブチかまそうかと思っていたが、その前にどうしてもまとめておきたい事があったのでまずはそちらを新年1発目としたい。

もともと、僕はそんなにアニメを見る方ではない。
ただ、気に入ったもの(アニメだけじゃないけど)をびっくりするくらい繰り返し見続ける悪癖があるので、気に入ったものに関してはとことん詳しくなる。水曜どうでしょうしかり。ラーメンズしかり。アニメで言えばらき☆すたハルヒあたりはもう引くほど繰り返し見た。高校の時。

幼少期からその悪癖は健在であり、「となりのトトロ」に関してはセリフ全部覚えて1人で味噌汁と白飯をかっ込み、

父「もう友達ができたのか」
メイ「さーつきちゃーんだって!」
さつき「うん!みっちゃんって言うの!」

メシをかっ込む

さつき「行って来まーす」
父、メイ「「いってらっしゃーい」」

と言って玄関をバタバタと出て行く1人トトロごっこをやっていた。もちろん家族には白い目で見られていたことは言うまでもない。


幼少期の痛い話はさておいて、元来アニメを自分から掘ることをあまりしない私は、社会人になってから忙しさも相まって全くアニメを見ない生活を送っていた。サブカルおじさんとしてあるまじき行為である。

ただ、今期に関しては話は別だった。

ポプテピピック」そして、
カードキャプターさくらクリアカード編」

後者の話は後でするが、「ポプテピピック」は前々から原作を読んでとても気に入っていた作品だったので、アニメになるのを楽しみ半分怖さ半分で待っていた。

だって…ねぇ…?あのクソ4コマ。アニメにするの無理があるじゃんねぇ…?ストーリーに繋がりもクソも何もないしねぇ…?

結論から言えば杞憂だった。いや、想像以上のとんでもないものを見せられてしまった。

あの手のアニメは、ギャグマンガ日和よろしく、FRASHアニメくらいのクオリティで畳み掛けるようなアフレコをするしかおもしろくする方法がないと思っていたが、それを見事に裏切ってくれた。それ以上のクソを提供してくれた。

恐ろしく好みが分かれる作品だろうことは言うまでもない。
色んなところからパクリにパクリまくったネタがわかる人、声優にある程度詳しく、声だけで誰かわかる(他作品でやってる役がわかる)人にはどストライクだろうが、それ以外の人は理解できないところも多いだろう。

ターゲティングのどストライクゾーンが、
「サブカルクソ野郎」「サブカルクソ女」
に設定されているのだ。

それがどういうことかわかるだろうか?


そう、僕にどストライクだったのである。


無駄に豪華すぎる声優のキャスティング、1話30分という概念を覆す15分×2回。しかも内容同じで声だけキャスト変えて撮りなおしてる。
そして、全部わかるかと言わんばかりなパロディの連打。

アニメなのにガーディアンズオブギャラクシーのパロ出して来たのには驚いた。本当に多方面把握してないと全部のパロはわかんないと思う。

銀魂や、勇者ヨシヒコが好きなら間違いなく気にいるだろう。パロディの元ネタを調べ始めたら、ようこそサブカルパークへ。君もこっち側の仲間入りだ。

長くなったのでカードキャプターさくら編はまた次回。
新年から別な意味で濃い内容になってしまった。