徒然サブカル随筆

気の向くままにサブカルについて綴ります

骨ポキ演説

諸君 私は骨ポキが好きだ
諸君 私は骨ポキが好きだ
諸君 私は骨ポキが大好きだ

指ポキが好きだ
足ポキが好きだ
膝ポキが好きだ
肘ポキが好きだ
手首ポキが好きだ
足首ポキが好きだ
腰ポキが好きだ
首ポキが好きだ
股関節ポキが好きだ

自室で 職場で
街中で 移動中で
ジムで 学校で
旅先で 飲食店で
接待で レジャーで

この人体で行われる ありとあらゆる骨鳴らしが大好きだ


大きく捻った腰骨の一斉ポキが 轟音と共に倦怠感を吹き飛ばすのが好きだ
真っ直ぐに伸ばした肘関節が 捻りを加えてボキボキなった時など心がおどる

仕事帰りに履いてるリーガルの27cmで足首をポキするのが好きだ
悲鳴を上げて 軋み行く関節から飛び出してきた気泡を
革靴で力任せに鳴らした時など胸がすくような気持ちだった

つま先をそろえた両足指の関節が 職場の沈黙を蹂躙するのが好きだ
中毒状態の後輩が 既に鳴らし終えた関節を 何度も何度もポキろうとしている様など感動すら覚える

現実主義の常識人達に股関節の鳴らし方を仕込ませる様などはもうたまらない
ビビってる一般人達が 私の降り下ろした手首とともに
金切り声を上げる関節の快楽物質で ばたばたと虜になっていくのも最高だ

哀れ な抵抗者達が それらしい知識で健気にも立ち上がってきたのを
iPhone8の高音質録音で 手の関節全てを木端微塵に鳴らした音を聞かせた時など絶頂すら覚える

首腰のヘルニアに滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった神経が蹂躙され 女子供の動きにすらついていけなくなる様は とてもとても悲しいものだ

正論の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
1tの衝撃があるぞと蔑まれ 害虫を見るような目で見られるのは屈辱の極みだ


諸君 私は骨ポキを 地獄の様な骨ポキを望んでいる
諸君 私に付き従う骨ポキ戦友諸君
君達は一体 何を望んでいる?

更なる骨ポキを望むか?
情け容赦のない 糞の様な骨ポキを望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし 人体全ての関節を殺す 嵐の様な骨ポキを望むか?


 「 骨ポキ!! 骨ポキ!! 骨ポキ!! 」


よろしい  ならば骨ポキだ

我々は満身の力をこめて今まさに蹴り上げんとする膝関節だ
だがこの周りの白い目に何年もの間 堪え続けてきた我々に ただの骨ポキでは もはや足りない!!

大骨ポキを!! 一心不乱の大骨ポキを!!

我らはわずかなマイノリティ 千人もいない変態にすぎない
だが諸君は 一ポキ当千 の古強者だと私は信仰している
ならば我らは 諸君と私で総兵力100万と1ポキの狂人集団となる

骨ポキを忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう
首をつかんで無理矢理鳴らし 眼を開けさせ思い出させよう
連中にヘルニアの味を思い出させてやる
連中に我々の骨ポキの音を思い出させてやる

天と地のはざまには 身体に悪いという一般論では思いもよらない事があることを思い出させてやる

一千人の骨ポキの狂信者で
関節を鳴らし尽くしてやる

「最後の大隊 大隊指揮官より全骨ポキ艦隊へ」

第二次 ポキポキ作戦 状況を開始せよ

鳴らすぞ 諸君






何書いてるんだろう俺。
とりあえず骨ポキとヘルシングが大好きです