徒然サブカル随筆

気の向くままにサブカルについて綴ります

モラトリアム

10年越しの蛍光灯の下
多角の木棒、黒ずむ長方
向かう気力も枯れ果てた僕は
壁の時計に焦りばかり感じる

奴等は全て高尚な虚像
同情の台詞も皮肉な幻聴
理性上回る劣等感情を
躍起に保つだけの日常

喚き散らして、寂しくなって
愛を求めて、また喚いて
結局僕らはそういうモンだろう
バツ悪そうに笑うだけだろう


努力の周期は徒労で終了
圧し折る木棒、千切れる長方
利己心ばかり沸き上がる僕は
ただの善意が僕の胸ばかりを刺す

周囲の視線は遙か上方
それを見上げるは羨望の表情
比較対象は誇張だらけの
独りよがりの浅慮な実像

比べて泣いて、言葉も散って
自我を誇示して、人を見下して
結局僕らはそういうモンだろう
気づいた時だけ嘆くだけだろう

「またやってしまった」後悔するフリ
そんな自分にただ酔っているだけ
「死んでしまいたい」出来もしないくせに
叶うはずのない妄想(ゆめ)ばかり想う

怒鳴り散らして、人に当たって
悲しくなって、誰もいなくて
誰か探して、僕を探して
知りもしないまま、ただ喚いてるだけ




その昔、私がマジで病んでた頃に書いた歌詞(メロディーもあるけどまだ誰にも聞かせてないから今のところただのポエム)でございます。

録音でき次第ちゃんと形にする予定だけども、受験で辛かった経験がある人なら痛いほど伝わってくれるんじゃないかと信じておりやす

というわけで、こっそりここに載せときます